和歌山県植物公園 緑花センターに出掛けてみた。
花壇にはチューリップ。園内の周りは桜が満開を迎えていた。
春爛漫、吹く風が桜の花びらを舞い上げていた。
今週末までは桜を見納め出来そうだ。
今年も田圃一面に蓮華草が咲いていた。
蓮華は春になると、ピンク色の花を咲かせる可愛らしい草花だ。
蓮華の花は小さなマメの花の集合体で、複数の小花を放射状に広げるように咲かせる。
花の付け根は白く、花びらの先にいくに従ってピンクが濃くなっていき、塗りつぶしたようなピンク単色ではない複雑さも蓮華の花の魅力だ。
マメ科の越年草で根に根粒菌を持ち、土中の窒素を根に蓄えて土壌を肥沃にする性質がある。
田畑を肥沃にする目的で植えられて、花後はそのまま田畑に漉き込んで緑肥として使用されている。
化成肥料が使用されるようになった最近では、春に一面ピンクの絨毯のような蓮華草畑も見かけなくなってきた。
紀の川市桃山町は一面の桃畑
「桃源郷」と呼ばれる紀の川左岸に位置する桃畑では、香り風景100選にも選ばれ、「ひと目十万本 」といわれる桃の花で作りだされている。
「桃源郷」で栽培される桃は、「あら川の桃」ブランドとして全国に有名。
今年はコロナ禍で少数の花見客だったが、例年は「桃山まつり」の イベントが開催され、花見客などで大変なにぎわいを見せる。