大輪で豊満な白い花・白木蓮(ハクモクレン)
近くの「和歌山市さんさんセンター紀ノ川」の庭先にボリュームのある大きな白花を咲かせた白木蓮。
春、桜が咲く前に芳香のある大輪の白い花を咲かせる。花が終わる頃に葉が出る。中国原産の高木で、よく公園樹や庭木として植えられる。
よく似た紫色の花は、モクレン。日本産のコブシと似ているが、花弁の幅が広く大輪で、枝ぶりもハクモクレンの方が太い。
名前の由来・・・
花の形が蓮の花に似ている木であることから、「木蓮」と書き、花の色が白いので「白木蓮」と書くそうだ。
花は、レモンやライムのような芳香を放つ。花弁は6個、ガク片は3個。花弁やガク片が同じ色や形をしていて区別しにくいものは「花被」と呼び、合わせて花被は9個付いてるそうだ。